女教皇のストーリー
キリスト教の中でも最高の職位とされている教皇(法王)は、本来男性のみとされています。
そんな中で教皇として描かれているタロットカードでの女教皇は、超越した知性と冷静さを表しています。
背景に描かれている2本の柱(ボアズの柱・ヤンキの柱)は、この世の二面性を表しています。
善と悪・光と闇・男性と女性など、相反する2つの存在を平等に見ることの大切さを表しているのです。
このカードは、とてもバランスの取れた女性を意味していて、物事を冷静に平等に見ることができていることを示しています。
そして女教皇が手にしている巻物は、「TORA(トーラー)」と呼ばれる律法書を表していると言われています。
彼女は自らの考えと、巻物を照らし合わせています。
自分だけの考えに固執しないことを、表しているのではないでしょうか。
正位置の解釈
あなた自身が感じていることや直感が答え、と言ってもいいでしょう。
悩み事にも冷静に考えることができるので、直感にしたがって進む勇気を持ちましょう!
きっと確信を持って物事を見れるはずです。
他人の悩みも対等に、客観的に見ることができるので、相談に乗ってあげたりすることもオススメです。
悩んだときには深く考えてみましょう。
既に必要な物は全て揃っているので、きっと解決策が見つかるはずです。
【キーワード】
・知性
・神秘
・冷静
・直感
・客観的
逆位置の解釈
一時の感情にとらわれて、物事を冷静に見ることができなくなっています。
今は一旦落ち着いてしっかり考えることが必要です。
自分の考え方に固執していませんか?
他の人の意見を聞いたり、周りに耳を傾けてみましょう!
自信を持つことは良いことですが、それが過信へと変わってしまっている可能性があるので、注意です!
とても自分勝手で神経質になりやすいので、その時の感情で動かないように気をつけてください。
【キーワード】
・先入観
・自分勝手
・我が儘
・優柔不断
・無気力