隠者のストーリー
隠者は俗世間や名誉を捨てて生活する人のことを言います。
カードの中で隠者は、暗闇の中をランプ1つで進んでいきます。
今までのカードは、前にどんどん進んでいくイメージが多かったのに対し、隠者はランプで暗い道を照らしながら、一歩一歩確実に進みます。
隠者は今まで自分が進んできた道が正しかったのか、自らと向き合っています。
このカード外交的なイメージよりも、内面的なことと向き合うことの必要性を教えてくれます。
正位置の解釈
あなたは自分自身の力で間違いに気づくことができます。
そのためには、一人になってしっかり考える時間が必要です。
たとえそれが難しい悩みであったとしても、あなたなら答えにたどり着くことができるでしょう。
ただ考えなしに答えを出すのではなく、しっかり向き合って考えることが大切です。
恋愛や仕事など、何か行動に起こす時がきている場合は、慎重に行うことが必要です。
行き当たりばったりではなく、しっかり計画を持って進めましょう。
今あなたはとても自立できている状態なので、過信することなく自らと向き合うことができたら、もっと上のステップに上がることができます。
【キーワード】
・真実
・気づく
・慎重
・内面的
・正しいこと
逆位置の解釈
逆位置の場合は、偏った考え方をしていたり、間違っていることに気づけていない状態です。
なぜこうなったのか、自分と向き合ってみましょう。
自分と向き合うことは辛いかもしれませんが、逃げていても仕方ありません。
ここで逃げずに向き合うことで、解決の方向へと進んでいきます。
そして何か問題があった時に、人のせいにしていませんか?
人のせいにすることは楽かもしれませんが、いずれあなたの元に戻ってきます。
ミスをした時にはそのままにせず、なぜそうなったのかを考えましょう。
問題をそのままにしていても解決はしません。
【キーワード】
・自己中心的
・頑固
・現実逃避
・孤独
・未熟