月のストーリー
カードに大きく描かれている月は、女性や内面的な不安定さを表しています。
月の下では狼が2匹月に向かって吠えており、その後ろでは湖からザリガニが這い出て来ようとしています。
ザリガニは、月の光を目指して歩き始めますが、本来は水の中を好むはず。
今いる場所が一番居心地がいいはずなのです。
しかし、ザリガニは今の場所に止まることなく、前に進んでいきます。
たとえちっぽけな存在であっても、諦めることはないのです。
そして月は形が変わりゆくものなので、不安定な様子を示しています。
正位置の解釈
まだ先のことは何も見えていない不安な状態ですが、今は新しい一歩を踏み出す他にありません。
道のりは遠く、先のことなど分からない状態ですが、確かにゴールには明るい未来が待っています。
今は不確かな道のりで、途中には困難が待ち受けるかもしれませんが、進んでいく他に道はないのです。
今の状況に満足していても、立ち止まるのではなく、もっと先に進むことを示しています。
また、モヤモヤした不安な状態が続きそうです。
今の場所から見ているだけでは、モヤモヤが晴れることはありません。
恐怖に打ち勝ち一歩を踏み出しましょう!
【キーワード】
・不安
・曖昧
・モヤモヤする
・現実逃避
・裏切り
逆位置の解釈
今あなたが進もうとしている道はまだゴールへは遠く、長い道のりではありますが、確実に近づいています。
進み続けることによって、あなた自身もそれを実感することができるでしょう。
なかなかゴールが見えなくても、その道が間違っている訳ではないので、気長に頑張ることが大切です。
まだ不安な状態は続くかもしれませんが、徐々に状況は変化します。
【キーワード】
・状況が好転する
・不安
・モヤモヤ
・見通しがつく
・誠実さ