世界のストーリー
大アルカナの中で21番目となる最後のカードは、完全な状態や完成を表します。
このカードにはリースの中で踊っている女性と、四隅に聖書に出てくる四大元素を表す動物(人・鷹・牛・獅子)が描かれています。
リースの中で踊る女性は、とても晴れ晴れとした表情に見えます。
彼女は、満足感と幸福感に包まれているのでしょう。
このカード全体が、幸せに満ちたようなイメージです。
彼女は、今までの困難や試練を乗り越え、完全な状態になりました。
まさにハッピーエンドと言えるでしょう。
ここが終わりであり、新たなスタートでもあるのです。
正位置の解釈
あなたの今までの頑張りが実る時がやってきました。
全てが、最高の形で終わりを迎えるでしょう。
しかし、これは終わりでありながら新たなスタートも意味します。
今のあなたには、どんなことでも可能にできるだけのパワーがみなぎっています。
しかし何もしなければ変わりません。
全てはあなたの行動にかかっていますが、結果は自ずと付いてくるでしょう。
満足することなく、さらに上を目指しましょう!
【キーワード】
・ハッピーエンド
・幸福
・完成
・達成感
・幸せ
逆位置の解釈
何をしてもあと一歩のところで上手くいかなかったり、不満足な結果になりそうです。
しかし、それで挫けて諦めてはいけません。
諦めてしまってはこの状況は一向に良くならないのです。
今の状況に焦る必要はありません。
もう一度目標設定をしっかり立てて、コツコツと頑張りましょう。
中途半端な状態が一番悪く、あなた自信も後悔することでしょう。
進んでいく行程で失敗しても、最後まで走り抜けましょう!
また、頑張っていることがなかなか報われないことがあるかもしれません。
ですが悲観的になってはいけません。
報われる時は必ずやってきます。
【キーワード】
・不満足
・未完成
・挫折
・無気力
・困難